今朝ビジターセンターの南口を掃除しているとひと際綺麗な虫が目に入りました。
アカガネサルハムシです。
日本に生息しているサルハムシの中で1番美しく、タマムシのようなカラーリングの金属光沢と足がハムシの仲間の中でも長めなのが特徴的です。
ブドウやノブドウ、エビヅルなどのブドウ科の植物を食べるとされており、ビジターセンターで見つけた個体はおそらくヤブガラシを食べていると思われます。
名前の「アカガネ」は体の赤い部分から来ていますが、サルハムシの「サル」はどこから来ているか疑問に思う人がいると思います。
サルハムシのサルは「くくり猿」という手足を一つに縛られたお手玉のような猿の人形から来ているとされており、くくり猿に願いを書いて吊るすことで1つの欲を我慢すれば願いを1つかなえられるとされ、願掛けにもちいる縁起の良いものです。
サルハムシの仲間の姿は胴体が丸く、足を一つに合わせた姿がくくり猿に似ているため由来となったといわれています。
特にアカガネサルハムシは色合いが良いため見つければ幸せが来そうな気がします。