桶ヶ谷沼の森林の林床部や山の谷間にはイワタカンアオイが少数自生しています。
カンアオイの仲間はウマノスズクサ科に属しギフチョウの食草としても知られています。
桶ヶ谷沼にはかつてギフチョウが生息しており文献にはイワタカンアオイを食草としていたとの記録があります。
イワタカンアオイは秋ごろに花をつけ翌年の春まで花を見ることができます。
花は緑紫色で花弁のない筒状の花で今のような冬の時期はきれいな状態で見ることができます。
なおイワタカンアオイは希少な植物のため詳しい場所は伏せさせていただきます。